ただ球数制限や健康管理がどうたら言って変わるわけではない

 岩手県高校野球大会で大船渡と花巻東の決勝がありました。MAX163km/hを計測し、日本を席巻した佐々木朗希投手の登板はなくその決断の是非についてお話ししましょう。僕はその決断は英断で賢明であると思いますし、是非について報道各所で取り沙汰されているだけでも正しいモノだったと思います。

 それをキッカケに指導者やプレイヤー各々が一人のプレイヤーを守ろうとすることは至極当然と考え、その為に日々出来る事を考え取り組んでいけたらと良いのではないでしょうか。しかし、どれだけのプレイヤーがまたは指導に当たる人が健康面での正しい知識や気構えを持っているのでしょうか。プレイヤーも正しい知識が要るとは思いますがそれを伝授する投手コーチやトレーニングコーチがどれくらいプレイヤーたちの周りに常駐しているのでしょうか。

 僕としては題名のとおりで、投手コーチやトレーニングコーチ、メディカル面での知識や実践を含めた訓練を受けたスタッフが一人でも多く必要だと思います。日本全国で一人でも多くの人が私立の強豪から公立までこうした教育がされるべきです。特に投手は酷使を避けるのはもちろんですが、幼少期から一人でも多くの子どもが正しいフォームや健康面での知識を教えてもらえる事です。元プロがアマチュアで投手コーチをしたりトレーニングコーチなどがいいとは思いますが、現状のプロアマ規定ではどうですかね。