目先の感情や雰囲気に騙されるな

 私が半生を通してこれは大事だと思えるのではないかと感じたことを伝えて行こうと思います。今回は題名通りのことです。

 目先の感情というと、例えば聞こえのよさそうな言い方、今更いうことでもないことをまるでセンセーショナルな発見のように大それた言い方を装うということです。目先の感情でその先へとすんなり流されて行かないようにしましょう。目先の感情というとその言葉通り目先のことで、長い目で見ると損失にもなりかねません。

 そして雰囲気はというと、それ自体はよくとも全然こちらにとって得する情報もなく時間ばかりが無駄になりがちであるということです。雰囲気はよくても、何も得する情報もない知見や教養もない人は時間の無駄であると判断し、自らのそれらには自分一人でも積み重ねて磨きをかけ自分にとって得する人に近づけ、尚且つ近づこうとする人にとって得する人になるのです。そして自分にとって時間ばかりが勿体ない人から遠ざかっていくのです。

 言ってみれば目先の感情や雰囲気に惑わされることなく、論理と思考によりこれからの半生に向けて積み上げ繋げていくのです。教養や知見もそうですが、佇まいや自ら守るべき礼儀や節度、一般常識も忘れないように心がけていくのです。